No 9817

リーディング for すずきすずよ
2007年4月18日

Question 1

私の前世をお知らせください。特に人形制作や古典技法絵画を通して表現活動をしていること、今のような生き方をしていることに影響を与えている過去世についてお知らせください。

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日本の前世の影響が強い人です。特にこの2000年ほどは、日本で生まれ変わることが多くなってきています。

しかしもう少し遡ると、アジアの内陸部に何度か生きていたことがありました。特に中国の奥地からモンゴルにかけての地域で生活をしていた前世の影響が来ています。

また一方別の前世では、インドに生きていたこともありました。典型的にインド系の霊的系統というほどの人ではありません。しかし部分的にはインドにいたために、インド系のものも自分の中に入っている人です。

日本では5、6回は生まれ変わってきています。最初にざっと概括してみているわけですが、その他アフリカのエジプトの近く、エチオピアに生きていたこともありました。

またインドの東部、タイかベトナムに生きていたこともありました。しかしアフリカや東南アジアの影響は小さいものです。

日本でも5、6回は転生したわけですが、そのうち一番影響力が強くて、今でも前面に出ているのは3つぐらいです。ひとつはやはり出羽三山で修行していたことがあったのです。 それで今世でも魅かれて赴くようになり、また行をすることになったのです。

前世の時に無我夢中で出羽三山で行をしていたので、今でも行に惹かれます。しかし前世のそのときには中途で終わってしまっています。

その時の無念さや、自信や確信が持てなかった思いが残りました。自分に負けたと捉えました。あまり周りの行者さんとは協調せず、独自に取り組んでいました。何人か仲間はいましたが、あなたは自分の信念とやり方を貫いていたのです。そのような傾向は今でもあなたの中にあります。

しかし今世では協調して、仕事の創作でも行や信仰でも行なわねばという学びというか、思いがあなたの中に感じ取れます。前世の時、いわばがむしゃら戦法を取っていたのです。自分がなんでもかんでも行いました。

行で亡くなったのではなく、行を中途で終えた人でした。仲間には即身仏を目指して亡くなった人もいました。即身仏になったのではなく、亡くなってしまった仲間です。この前世は江戸時代のように捉えられますが、確定するのは難しい感じです。あなた自身隔絶して取り組んでいました。

あなたは今でもひとつの事に徹底するところがあります。その前世では行に徹底していました。芸術的な創作というのは、全く無かったわけではありませんでしたが、潜在的な興味としてであり、行いとしては行のほうに専心していました。

すごくあなたは熱気や凄みや時には殺気を発していて、周りの人たちは近寄りがたいほどだったのです。今でもあなたは仕事に取り組む時は、そのような在り方になるのでしょう。

またあなたは太陽の影響を強く受けています。水星や木星というより、太陽から強い影響を受けて生まれてきたので、太陽の影響を受けて生きています。その意味で太陽からの啓示を受け取りやすいはずです。

また堂々として正攻法で取り組むところや正義感が強いのが特徴です。まっすぐな性格の人です。人に勇気を与え、鼓舞激励し希望の指針を与える創作意欲に富む魂です。

芸術的な創作に関しては、海外の転生で大分繰り返し修練を積んで、習得して来ている人です。インドやアフリカ、タイ、インドなどで手を使って行なって来たため、アナハタチャクラが発達しています。

アナハタチャクラが太陽と連動すると、太陽から啓示を受けて手にパワーが集まりパワフルなものを創り上げられる人です。アナハタが発達しています。

意気込みと意欲が強く感じられます。あまり柔軟性はなく、融通はきかないほうですが、誠実でひたむきです。

日本の他の前世を見てみると、鎌倉時代初期、北関東を根城に、あちこち動き回っていました。その前世では創作と行と、両方を両立させながら飛び回る活動家でした。行動的でエネルギッシュな人でした。

当時武家社会が始まり、鎌倉に幕府が開かれた頃でしたので、わざわざ鎌倉に赴いたことが何度かありました。そこで栄西や宋の国から渡って来た中国の禅僧から座禅のしかたを学びました。

また関東にも念仏が広められつつあり、あなたは阿弥陀如来を幾分か信仰していました。あなたに最初同調した時、阿弥陀如来とそれから釈迦如来の像が浮かんできました。阿弥陀如来はお念仏、釈迦仏は座禅のあなたの前世のご縁を示しているのでしょう。

その前世で今と同じように創作活動をしながら、幾つかのこれぞと感じられる行や信仰に出会い、行なう実践タイプの人だったのです。

当時は神道というより仏教でした。鎌倉時代のあなたの仕事が現在とまったく同じというわけではありません。しかし手を使っていた事は変わらず、作品へのこだわりと思念を集中して、それを形にしていく能力は当時から受け継いでいます。また今でも栄西の系統の座禅にご縁があります。臨済禅です。

さて、日本の他の前世として、かなり古い時代、3000年くらい前になるのでしょうか、武蔵野の地にあなたは生きていました。森林の中に庵を構えて木彫り職人でした。その時その辺り一帯を支配していた統治者の庇護のもとで暮らしていました。

宗教以前のもっと政治と一体となった自然崇拝と政治的な統治の庇護のもと、あなたは創作を静かに行なって専心していました。

またそれより少し後、紀元3〜4世紀のころ、やはり関東の中部に生きていました。豪族たちがあちこちで支配し始めていました。朝鮮半島から渡来人が入ってきた頃です。

あなたは頑固であまりしゃべらない人でした。しかし、心は真面目で誠実でした。あまり友達はいませんでしたが、まわりの動きに関心があり、その動きを認識していました。当時は、創作と宗教というよりも、人間の動きを観察し、社会のあり方や人間の生き方に注目していたのです。

以上があなたの主だった日本の前世です。4つほど紹介しました。特に影響が強いのは鎌倉時代の前世です。海外では、だいぶ手で色々作ることを憶えて、模索しながら生まれ変わってきている人なのです。日本では古くからの土着の密教には関心がありました。

Question 2

芸術的な活動を続けていく中に使命や課題がありましたらお教えください。また、他の生き方を選び自分を表現する中に使命や課題がありましたらお知らせください。

Source

前世からこだわりの人であり、一貫したところが特徴となっています。色々あれもこれも手がけて器用に同時にこなす人ではありません。貫くところがあなたの特徴となっていますので、質問の後半部分の他に何かあれば・・というのは考えられません。

勿論、何十遍も生まれ変わってきているので、細かく観れば他の潜在的な可能性と才能があります。しかし、今世では特に他を考える必要は無さそうです。

あなたの中に創作と行の進展とがバランス良く、一台の車の左右の両輪のようになると心も安定するし、相乗効果がもたらされて、一台の車が道をまっすぐに進んでいき左にも右にも外れて落ちることが無く、すみます。

最近は創作はもちろんですが、行や信仰に関してもっと突っ込みたいという思いが湧いてきています。だんだん前世の時の思いが顕われて来ているのです。

また前世のときは少し心が閉ざされていて、頑固で柔軟性に欠けていたり、他者の心を感じる部分が少なかったので、頑張っていて真面目だった割には仕事も行も行き詰まりをみせました。今世では、もっと行でも創作でも人とのかかわり合いで行なってみると良いでしょう。協調性が無いわけではないのですが、やや盲目的で一途なのです。

もう少し人とのかかわり合いに眼を留めて、配慮したり、少し活かすように心がけるだけでもっとラクにというか、楽しくスムーズに行も信仰も創作も進展することが出来るのです。

前世から朴訥でしゃにむに進むところがあったのです。やや気むづかしがりな時もありました。しかし一方、それだけでなく潜在的にはたいへん大らかで時にオープンな、実直ながらも朗らかで爽やかな清々しい感じの明るい心も備えているのです。

それは太陽の影響とも言えます。大半の人たちは水星とか火星とか木星などの惑星からの影響で生きていたり、生まれ変わっているのに、あなたは太陽の影響が極端に強いのが特徴なのです。その意味では太陽の神様、仏様、例えば天照大神であったり、大日如来、あるいは陰の太陽的な阿弥陀如来などは、あなたにとって相性のいい神仏です。

特に日の出の前後に坐って瞑想したり、太陽に向かって合掌して礼拝すると行が進展し、自分が爽やかな気持ちになれます。もちろん物質的な太陽そのものが神様ではなく、物質的な太陽を拝むのではありませんが、その背後におわす本当の神様である実質を感じ取って礼拝したり瞑想するという意味です。

いつも太陽を直接浴びる必要はありません。しかし、時々、太陽を眺めてそれを心に記憶させて部屋の中でそのイメージ、太陽の記憶を復元してみるのです。そうするとあなたはもっと自分に意識が顕かになり、いつでも太陽に照らされている感覚を感じ取られるようになるのです。

課題としては適応能力においていまひとつ滑らかにいきにくいところ、自分のスタイルが固まりすぎる傾向などです。しかしあなたは真面目で実直なので、着実に前に進むことが出来ます。誠実でさえあります。

また理念やイメージを物質化する力があるので、その良さをこれからも活かしていくことです。人に希望と勇気を与えられるパワフルな人なのです。あなたの作品は純朴でまっすぐで正直です。あたたかみとパワーがあります。信念の人でもあるのです。自分のものを貫くべきです。

さらに柔軟で自分を外から見られるようになれば、自分の状態が自分で認識できるので、もっと余裕や安堵感を人にも与えられるようにもなるでしょう。人を前に駆り立てていけるような推進力があなたの最大の特徴なのです。

Question 3

今後、自分をどう活かしていったらいいのかお知らせください。

Source

前世から人間であるとか生き方に関しては、並々ならぬ関心があった人なのです。あなたの場合、生まれ変わってもあまり変わらないのが特徴的です。誰でも生まれ変わっても
基本は同じ実体なわけですが、表現や在り方は様変わりする人たちがほとんどです。

しかしあなたはかなり変わりません。一貫しているといえばそうだし、しかし変わりにくい自分を保っているといえばそうです。

自分でいつも自意識が強いところがあるようです。だからまたその創作の仕事が合っているのです。そのくらいでないとずっと前世から続けられなかったでしょうから。

しかし、先ほど述べられたように少し外からの視点を持つと自分から免れて、もっと柔らかで安堵感をもたらせるようになります。

Question 4

私が肉体・精神・魂の三つの部分でバランス良く存在するために必要な事をお教えください。

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あなたはイメージとして固まっている感じの生命体になっているのです。頑張りやで辛抱強く物事にもしゃにむに取り組んで作品も仕上げてきています。生き方も全般的にひたむきでした。もう少し上手に、というか安らかでしなやかに生きるのを心がけてみること。

また、突進タイプのようですのでバランスを取る意味で受容性とか慌てないようにするとか、ムキにならないようにするとかがポイント、あるいは心がけです。
 
身体で病気になりやすいところは、頑張りすぎると心臓を圧迫するので循環器系にきやすいです。心臓か血管、あるいはそれが脳の毛細血管で脳溢血になったりなどです。必ずそのような病気になるという予言ではありません。注意事項としてのものです。

それゆえ心臓関係と脳、特に脳の血管系には、気をつけるべきです。定期健診を受けているとその時その時の現状を把握できて何をそうすればよいかがわかります。

野菜、特にほうれん草などから鉄分を摂るとか、いつでも自分の標準体重をキープするなどが留意点です。また、文字通り身体的にもまた象徴的な意味合いでも硬くなりがちな人ですのでマッサージや指圧を受けるとか、気が通るように鍼をうってもらうなどは、あなたの身体にいいことです。

あなたは早寝早起きが良く、ややそそっかしいところがあるようですが、規則正しく太陽のリズムに合わせると健康でいられます。

慌てない、落ち着くこと。自分を安心させ治めること。頭と心と体の動きがちょうど同じくらいのペースでどこも飛び出したり、陥没したりせず、頭で考えたり、思考することと体を使ったり行動することと、ハートの感じたり思ったりする心の働きとの三つをバランス良くしてください。

自分で自分に真実で効果的な事を言ってうまく治めることです。あなたは焦ったりせっかちになったりする事がありますが、一方、重要な事に関しては寛大で忍耐強く気長な面もあるようです。余裕を持って安らかに神に身を預け、流され運ばれて行く様に生きてみることです。自分一人で頑張るだけではモノは出来ていきません。頑張らねば出来ませんが頑張るだけでは難しいという事です。大いなる存在に身を任せ、生かされて生きるなかでお計らいのもと自然体で徹底すれば力みが取れ、いい感じで出来てきます。

そのように超作でモノを作ると、ほんとうに神のお心を表す調和的なモノが出来、人々の心をあたためたり啓発する、あなたの使命を遂げていけます。

それがまた前世で得られなかった自信や確信を抱き、神に感謝し、成長を遂げ今世を全うする秘訣です。ちゃんと信仰し、神にお委ねすれば、その時その時に必要なお導きと啓示とまわりの動きがあります。そのように生きてみましょう。

リーディングを終了します。

リーディングを受けて感じたこと

人形を作り続けて14年くらい経った2000年の秋頃、個展のために日夜飲み食いも忘れるほど制作に没頭していたとき、深夜2時ごろだと記憶していますが手に持っていた制作中の人形のかしら頭に気持ちがぐっと集中していくと、これまでの私にはない形の見方で、今まで経験して学んできたこと以外の感覚で、勝手に手が動いて創作しているような、気持ちの悪い不思議な感覚にとらわれて「いったいこの記憶は誰にものなのだろうか?」と思ったことがありました。これが「前世」というものを意識した最初の出来事でした。

それから7年後、エドガー・ケイシーのようにリーディングをする方が日本にもいる、と聞いて申し込んだのがこのリーディングです。

2000年1月から、本山 博先生が所長をつとめておられた吉祥寺にある宗教心理学研究所でヨガ&瞑想を学んでいました。そのときの瞑想クラスの中の湧気行というグループで2001年と2002年に出羽三山の羽黒山に行き、月山に登り、湯殿山で沢駆けや滝行を経験させていただきました。このリーディングを受ける5〜6年前のことです。

出羽三山にいる間は自分でも理由がわからずに、懐かしさと喜びが心に溢れていました。山形という土地は出身地の会津と地理的に近いので、そう感じるのかなと考えていました。そのときは周りの方々とは歩みを合わせようとするよりも、一人で登って、一人頂上で瞑想したいという思いでいっぱいでした。何故か、この山で私が迷うはずがないじゃないかと思いながら。

リーディングで語られた出羽三山での前世のときの在り方がこの時の心情や行動に反映していたのです。もちろんその時の自分はそのようには考えてはおらず、自由な自分の意思だと思っていました。

2000年に瞑想を初めて体験したとき、坐法を組んで坐ることに何の違和感もなくすんなり入ることが出来、それが好きだったということも、今考えると鎌倉時代に座禅を行なっていた前世があったからかもしれません。

鎌倉時代初期の仏像が大好きです。鎌倉時代の衣装や建築も。それから唯一行ったことのある海外旅行がインドでした。食べ物の好みもインド、タイ、ベトナムあたりの料理が好きです。

それより何よりリーディングで語られた内面的な在り方が今の自分そのままでした。「すごくあなたは熱気や凄みや時には殺気を発していて、周りの人たちは近寄りがたいほどだったのです。今でもあなたは仕事に取り組む時は、そのような在り方になるのでしょう」これは決して誰にも見せたことのない自分の姿でした。なんで知っているの?と思いました。

その他にも自分の中の自分で思っている個性がこの中で語られています。自分の考え方や思い方のクセも。すべて今までの前世で種としてチャクラに根付き培われてきたものです。

自分を離れて達観でき、ほんとうの自分の在り方を理解し始めるきっかけとなりました。とにかく今後の人生における指針を得られて、生きる励みになりました。

(すずきすずよ)